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年金

年金のお話(1) 国民年金は払い損なのか?

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私の職種はいわゆるシステムエンジニアなのですが、システムエンジニアという職業は実に多種多様で、自分はあまりガツガツプログラミングとかやるタイプではありません。 そしてここ数年間ずっと、年金に関する業務に関わっていて、色々な基礎知識や情報を日々得ています。 そこで、他の投稿とはずいぶんと毛色は変わりますが、自分の中のものをアウトプットするという意味でも、年金についてぼちぼちと書いていこうかなと思います。

ここからの話は、分かりやすく表現することを重視しているため、必ずしも厳密ではないことをご容赦ください。

そもそも、国民年金とは何か?

年金には、色々種類があります。国民年金、厚生年金、共済年金、国民年金基金、厚生年金基金等々・・・
国民年金とは、国が運営する公的年金のうち、一番土台となるもので、基礎年金とも呼ばれます。 会社員は基本的に厚生年金に加入しますが、この厚生年金に加入している場合も、国民年金に加入しているのと同等に扱われ、それにプラスで厚生年金がくっついてくる、といった感じになります。
純粋に国民年金の保険料を払い、国民年金から給付金をもらう対象となるのは、厚生年金の対象となる企業に属していない人、つまり、主には自営業者、学生やフリーターなどもここに含まれます。

いきなり本題:国民年金は払い損なのか?

国民年金は、いくら払って、いくらもらえるのか?いきなりですが、単純な計算をしてみましょう。

払うお金

平成25年度の国民年金保険料は、月額15590円です。この保険料は毎年少しずつ上がっていますが、平成29年4月以降16900円で固定され、これ以上は増やさないこととされています。
しかし、いくらこれ以上増やさないとは言っていても、法改正等でこの前提が変わることは十分考えられます。
ここでは、もっと多めに見積もって、月額18000円としましょう。
この保険料を、20歳から60歳までの間、40年間毎月払うとすると、
18000円 × 40年 × 12ヵ月 = 864万円
となります。

もらうお金

平成25年度の国民年金の満額(40年間すべて保険料を支払った場合の金額)は、年額780100円です。
しかしこの給付額は、年金維持のため毎年減額されていきます。今より20%減額されるとして約62万円、さらに最悪のことを考えて60万円まで下がるとしましょう。
国民年金の支給開始年齢は、現在65歳です。しかし、この年齢も、数十年後には70歳まで引き上がっているかもしれません。これは、平均寿命が伸びている以上、仕方がない処置ともいえます。
現在の平均寿命は男性約80歳、女性約86歳と言われており、間を取ると83歳ですが、数十年後にはもう少し伸びるとして、キリよく85歳としましょう。
年間60万円を70歳から85歳の15年間もらうとすると、

60万円 × 15年 = 900万円

となります。先ほど算出した払うお金が864万円ですので、それよりは少しだけ多いです。

超単純計算で、払い損にはならない

というわけで、これだけ払うお金を多めに、もらうお金を少なめに見積もっても、国民年金が払い損であるという結論にはなりません。この計算で、ほぼとんとんです。 これがもし、ものすごく健康で長生きして100歳まで生きると、払ったお金の倍以上が貰えることになります。 散々高齢化社会で年金がやばい、俺たちが貰う頃には破綻してるーと言われながら、なんでこんな計算結果になるのか。何か騙してない?裏があるんじゃないの?と思うのも当然です。

もちろんこれには、計算を誤魔化してはいませんが、トリックがあります。 それはまた次回の記事で。。。

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