7月末~8月上旬にかけて、このブログやroudai.net、wcadb.netを運営しているサーバーを、さくらのVPSからConoHaに乗り換えました。
さくらのVPSから乗り換えた理由としては、
- さくらのVPSでメモリ2GBのプラン(月額1706円)に契約していたが、利用状況からするとオーバースペックであった。
- 下位スペックに変更をしたいが、さくらのVPS内での契約変更でも環境構築等は結局イチからやり直さないといけないこと。
- せっかくなのでほかのVPSを検討し、ConoHaを選んでみた。
またConoHaを選んだ理由としては、
- 上記にあげたようなオーバースペックやスペック不足になった場合にも、データを保持したまま契約変更が可能なクラウド的な特徴を持っている。
- 時間あたりの課金(月額上限あり)なので、ちょっとだけほかのサーバーを試してみたい、といったことも簡単にできる。
- 昨年サービスがリニューアルされ、リニューアル後の評判が上々そうだった。
こんな感じです。
さくらのVPS以前はCORESERVER、その前はさくらサーバーと使っていたため、VPSはさくらが初めてだったのですが、
さくらのVPSはドキュメントが比較的しっかりしてる&ユーザーも多くて情報も多いので、
Linuxやサーバー知識が必須のVPSを初めて使うには最適だったなと今だと思います。
逆にConoHaは、ドキュメントの充実についてはイマイチ感は否めません。
また、せっかく環境再構築するからということで、OSとかアプリとかも色々一新してみました。
OS : CentOS6 → CentOS7
PHP : PHP5 → PHP7
DB : MySQL → MariaDB
いくつか躓くところはありましたが、とりあえずこれだけの変更をしたうえで今までと変わりなく順調に稼働していると思います。
今回のサーバー移転で、wcadb.netでWCAデータベースをインポートしたあとのデータ成形が、これで30分以上かかっていたのが15分程度で終わるようになりました。サーバースペック下げたのに。
何が原因なのかははっきりとはしませんが、多分ストレージがHDDからSSDに変わったのがでかいのかな?となんとなく思っています。
MariaDBにしたくらいでそんなに変わらないよね・・・?
ConoHaを実際に使ってみて、ここはイマイチだなぁと思った点は、
- コントロールパネルでサーバーごとに「接続許可ポート」の設定が可能だが、SSH(22)やWeb (20/21/80/443)等、基本的なデフォルトポートを選択式で設定するだけである
→ SSH接続ポートはやっぱり22から変えたいので、そうしようとすると結局「全て許可」にして手動でファイヤフォールを開くしかない。 - コントロールパネルの「SSH Key」から秘密鍵・公開鍵の自動生成や公開鍵の登録が可能だが、rootユーザーにたいしてだけして作れない
→ 基本的にrootユーザーではログインしないので、これも結局各ユーザーごとに手動で登録するしかない。
このあたりはさくらのVPSではサーバの初期設定ガイドとしてしっかりドキュメントがあるので、基本的にはこっちを参考にしてセキュリティをしっかりしたほうがいいかなと思います。
ConoHaでは他でよくある無料期間といったものはないみたいですが、招待で登録することで1000円分のクーポンがもらえるようです。
前述のとおり時間課金なので少しだけ試すといったこともできますし、1000円なら一番安いプラン(今回自分が契約したプラン)なら丸々1ヶ月使えるので、とてもお得。
最終的にただのアフィリエイト記事みたいになってしまった。