先日、リンクSTAR'sというアイドルグループの、8月10日での無期限活動停止が発表されました。
<リンクSTAR'sスタッフより皆様へ> : リンクSTAR's 公式ブログ
突然のご報告ではございますが、この度リンクSTAR'sは、 8月10日(木)のライブを最後に、無期限の活動休止となります事を、皆様にご報告申し上げます。 2012年に現メンバーである彩川ひなの・松永有紗・大友波瑠の三名がメンバーに加入を機に、本格的にグループを始動し、現在もサポートメンバーの石原由希・梅田絢菜を加え、今日まで丸5年間邁進し活動して参りましたが、6年目に入る 前に ...
超長文になってしまいましたが、リンクSTAR'sへの自分の今の思いを色々書いていこうと思います。
目次
リンクSTAR'sとの出会い
自分が初めてリンクSTAR'sのライブに行ったのは2015年8月8日。秋葉原TwinBoxでの松永有紗生誕ライブでした。
きっかけは、その直前、7月末~8月頭に行われていた「舞台版てーきゅう」の公演で、O-12星群出身の宇宙人、トマリン役をやっていた彩川ひなのさんでした。
ただでさえぶっとんだ役柄であるトマリンを、そのままアニメからでてきたんじゃないか?くらいの見事な2.5次元具合で演じていて、しかもなんかめっちゃ可愛くない?と思い、本来の推しを差し置いて舞台での特典会で話をしに行きました。
そして実はアイドルらしい、ということを知り、友人と一緒にライブに行きました。
最初に行ったのがメンバーの一人の生誕祭でしたが、そもそも彩川ひなのさん以外のメンバーなんて一人も知らないし、曲も全く知らないという状態でした。
当時はアイドルのライブに行くということを全くしていなかったので、いったんはその一度きりで数ヶ月空きましたが、2016年2月11日の羽田愛菜生誕ライブをきっかけに、秋葉原TwinBoxで隔週定期公演をやっているということで、そこから一気にライブに通うようになりました。
他の現場での知り合いも誘い人が増えたり、定期公演だけでなくCDのリリースイベントや対バンライブにも行き、ときにはメンバーに内緒で突然友人数人で仙台まで出向いたり(そして道路交通法違反で捕まったり)、どんなイベントでも必ず行く、というほどではありませんでしたが、可能な限りライブに顔を出す、いわゆるアイドル現場における「本現場」と言える場所です。
2016年のイベント参加についてまとめたときにも、「来年以降もある程度投資していきたいグループ」として上げています。
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2016年 イベント参加まとめ・統括
2016年も今日で最後ということで、今年参加したイベントのまとめです。 基本はイベンターノートから抜粋、一部未登録のものもあります。 2016-01-02 (土)ゆいかおりLIVE TOUR「RAIN ...
リンクSTAR'sというグループ
リンクSTAR'sというアイドルグループの特徴としては、メンバー全員がフィットワンという壇蜜や吉木りさも所属する芸能プロダクションに所属しています。
なので、特に先に名前の出た松永有沙、彩川ひなのの二人は、アイドル以外のテレビ出演等のタレント活動も積極的に行っています。
アイドルとしては、元が芸能プロダクションということもあってか、ビジュアルは超一流。どのメンバーも他のグループに行けば普通にセンターはれるのでは?というレベル。
そしてパフォーマンスレベル、ダンスレベルも非常に高い。現正規メンバーである3人に関しては、約5年間同じグループでずっとやっていることもあって、ライブパフォーマンス中の動き、表情含めて、他のいわゆる地下アイドルと呼ばれる人達と比べても頭ひとつ抜き出てる。
ただこれは本人達も自覚していますが、歌はうまくない。ハイレベルなダンスをしながら生歌でパフォーマンスをするというだけでも十分評価に値しますが、まぁいかんせん歌だけは。バラードとか辛い。それを差し引いてもビジュアル・パフォーマンスで余りあるものはあるけれど。
リンクSTAR'sのこれまで
リンクSTAR'sの現正規メンバーは松永有紗、彩川ひなの、大友波瑠の3人で、この3人が加入したのは2012年8月2日だそうです。
当時のグループ名は「リンクス」で、2015年3月15日にリンクSTAR'sに改名など、色々あったみたいですが、最初に書いた通り自分が知ったのは2015年8月なので、そのあたりについて詳しくは知りません。
自分が一番通っていた2016年の間には、数多くの変動がありました。
3月には新メンバーとして一瀬菜々海、伊藤優愛、上村まりが加入。
彼女たちは新メンバー募集のオーディションで選ばれ、そのオーディションの最終審査で落ちたメンバー達でリンクSTAR's候補生を結成。
しかしこの候補生達はたった5ヶ月後の8月に解散。そのうちの2人の石原由希、梅田絢菜がリンクSTAR'sサポートメンバーへ就任。
と思いきや、12月末に3月に入ったメンバー3人+羽田愛菜の4名が突然の候補生降格(その後活動実態なし)。
リンクSTAR's候補生解散後は一度リンクSTAR's候補生第2期を募集するものの、その後全く音沙汰なし。
外から見ていても「めっちゃ内部でごたごたしてんな!」ということが一目で分かります。
活動停止に至るまで
そんなこんなで色々とごたごたしていたグループ。普通のアイドルであれば、CD何枚売る!とか、ワンマンライブやるからチケット売る!とか、いくつかのタイミングで運営・アイドル・オタク共通の目標を定めながらやっていく、というのが普通な気がするのですが、とにかくこのグループは目標というものが何もない。これは本人達ではなく運営の問題なのだけど。
漠然と、もっと有名になりたい!お客さんに来てほしい!という思いは感じるものの、定期公演を続け、対バンライブにでて、なんとなくライブ活動を続ける。芸能プロダクションのタレント育成の一環だと考えれば、間違ってはいないのかもしれない。
そうこうしているうちに、センターである松永有紗さんは、各種雑誌でのグラビア掲載、テレビ・映画の出演、さらには今年8月~9月の舞台版「四月は君の嘘」でのヒロイン出演。彩川ひなのさんは、グラビアアイドルとしての活躍(#きょうのハレンチボディ)、バラエティ番組への出演、宇宙戦隊キュウレンジャーへの出演と、ツートップである二人がどんどんと個人の仕事が多くなり、なかなかライブに出演できない日々が続く。
本人達としてはまだまだアイドルとしてライブをやって行きたいという思いはあると思うのですが、どう考えても仕事量に身体が追いついていない。かといってこの二人がいなくてはグループとして成立しない。
薄々、もう限界かもしれないな、という空気は感じていました。公式発表にもある、「グループの枠を超えメンバーそれぞれがタレントして活躍出来るよう、新しい一歩として本業務であるタレント活動に集中」するというのは、そんなに嘘ではないんじゃないかと思っています。
これからもっとタレントとして飛躍していくのに、アイドル活動が足かせになってはどうしようもないので。
リンクSTAR'sメンバーのこれから(願望)
ここからは多大に願望を含みますが、各メンバーは今後こういう道に進むのかな、あるいは進んでほしいな、ということ。
松永有沙
リンクSTAR's不動のセンター。圧倒的美少女。年齢的にも、ポテンシャル的にも、将来有望という言葉以外見つからない。フィットワンを牽引するタレント、女優としての活躍を願うばかり。
ライブのときの表情が一番好きです。
大友波瑠
リンクSTAR'sの陰の立役者、という感じ。曲中ダンスでのパフォーマンスレベル、客の引きつけ方が本当に素晴らしい。そしてどこまでも良い子。リンクSTAR'sの活動停止に誰よりも悔しい思いをしているんじゃないかと思う。
ダンスの振り付け、ダンサーとしての道が一番明るい気はするけど、まだまだ若いし新しい道にも挑戦してほしい。また舞台出演も是非見たい。
石原由希
リンクSTAR'sサポートメンバーそのいち。見た目は信じられないほどの美人。話すとただのちょっとおかしな子。もうちょっとサインを書くことにやる気をだしてくれ。
最初は壊滅的なほどダンスが下手だったけど、ステージを重ねるほど成長が目に見えて分かった。イメージDVDの発売も決まっていたり、演技の道にも興味があったり?いろいろと活躍できる幅は広いんじゃないかと思う。
梅田絢菜
リンクSTAR'sサポートメンバーそのに。ただのオタク。一番普通の女の子っぽい(褒めてる)。候補生のときから見ていたけれど、誰よりも無難にすべてをこなしていた感じ(褒めてる)。
今後どうするのか、どうしたいのかが一番見えないけれど、事務所の力をいい意味でうまく使って、芸能活動を続けてほしい。
彩川ひなの
リンクSTAR'sの中で最初から最後まで変わらなかった自分の推し。色々とアイドルを見てきたけれど、彼女ほどどこからどう見てもアイドル、これぞアイドルという人を他には知らない。
今後話をする機会は確実に減るだろうけど、グラビアアイドルとしても、タレントとしても、女優としても、何をするにしても、活躍をテレビや雑誌で見ることが増えるといいなと思う。これからも会える機会はあるだろうし、たとえ機会がなくてもどこかで見られたらいいな、と思います。
アイドル以外にもできることはいくらでもあるだろうけど、天性のアイドルみたいな人だから、アイドルという肩書きがなくなってしまうのは少し寂しい。
まとめ
リンクSTAR'sは、8月10日の秋葉原TwinBoxのライブを最後に活動を終了します。東京でのライブは、それを含めあと2回しかありません。
本人達も言っていますが、これまで一度でもリンクSTAR'sをいいなと思ったことがある人は、是非直接会いに、話をしに行ってほしいと思います。
自分も最後のライブまで、これまで通りライブ会場で騒ぎ立てたいと思います。